見方を変えてみる

会社内での評価に不満を持っている方は少なくないといわれています。
特に同期が出世をしたり自分よりも良い給与をもらっている場合、不満を持つ傾向が強くなりがちです。また、自分の方が仕事をこなしているのに、仕事をしていない社員の方が優遇されている、いう不満も多くみられます。
確かに仕事をせずに自分よりも高待遇を受けている場合は、不満が生まれておかしくはないでしょう。しかし、そうした不満は見方を変えて考えてみることも大切になります。

例えば、周りと話してばかりの人は自分からは仕事をしていないように見えても、周りとの調和を上手く取ってくれるコミュニケーション能力に優れている可能性があります。
職場の雰囲気は、業務をおこなう上で重要なポイントになります。職場が良い雰囲気だと、業務連絡をしやすくなり仕事の効率も上がりやすいでしょう。
そのため、周りと話が上手くできる人は職場において必要不可欠な人材といえます。

このように、自分から見た相手の評価と会社全体から見た相手の評価は一致しないこともあります。
誰かの待遇に不満を持った時は、その相手の悪い部分にしか目が向いていない可能性があるでしょう。相手の良い部分に注目し、その部分を認めてあげることで不満を解消することができるかもしれません。

また、他人と自分を比べるクセがある人は要注意です。
周りと自分を比較すると、ネガティブな感情が生まれてしまう危険性があります。比較はせずに、自分や相手の良い部分を認めることが大切です。